
大谷記念美術館では、2025年10月25日(土)〜11月30日(日)まで
西宮市100周年 めでたい松展 祝いましょう。松の絵さまざま
が開催されます。
当財団では下記の通り美術館無料鑑賞体験【入館券助成】を実施いたします。
ご鑑賞を希望される場合は、当財団までお越しください。
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展示会名:西宮市100周年 めでたい松展 祝いましょう。松の絵さまざま
配布場所:公益財団法人 大谷教育文化振興財団 1階(美術館向かいの北側の建物)
配布期間:令和7年10月27日(月)~令和7年11月28日(金) ※土・日・祝休み
配布時間:10:00~16:00
募集定員:20名(先着順)
お問合せ:0798-37-2103(公益財団法人 大谷教育文化振興財団)
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鑑賞券を事前にご希望の場合は、
下記に記載の事務局へその旨をご記入の上、「110円切手」をご郵送ください。
折り返しチケット、及びアンケートを郵送いたします。
募集要項をお読みになりご応募ください。
多くの方々に美術品にふれていただく機会を提供し、美術品への関心を高めていただき、
より心豊かな社会生活を 送っていただく事を目的としております。
配布枚数はお一人様1枚と致します。また、先着順とし募集定員に達した時点で終了いたします。
「西宮市大谷記念美術館」ご来館前に、チケット及びアンケートを当財団にてお渡しいたします。
ご鑑賞後 アンケートにご記入いただき、当財団にご持参(もしくはご郵送)ください。
【郵送先】
〒662-0951 兵庫県西宮市川西町13-10
大谷教育文化振興財団 行き
上記募集要項をお読みになりご応募ください。
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下記からは大谷記念美術館HP記載の展示会詳細を引用したものになります。
「松」は雪中にも青々として徳を示すとともに、めでたい画題として、親しまれてきました。本展では、様々な「松」が描かれた江戸時代の作品を紹介します。「松」にまつわる様々な絵をお楽しみください。また、西宮市の市制100周年をともに祝います。
松は日本に自生しており、古くから親しまれてきた樹木です。しかし、造形や文芸の題材として取り上げられるにあたっては、中国の大きな影響を受けています。中国では紀元前16世紀以前の夏王朝の時代から、松に特別な意味を持たせており、春秋時代(前8世紀〜前5世紀)に生きた孔子は『論語』の中で、厳しい寒さに耐える松を、逆境に屈することのない喩(たと)えとしています。唐時代(7世紀〜10世紀)には松そのものが絵画の主題となり、繁栄や長寿を祝う吉祥としての松も造形されるようになりました。このような意味を持つ松が奈良時代、平安時代の日本に伝わり、絵画や文様に取り入れられることになります。北宋時代(10世紀〜12世紀)に水墨山水画が盛んになると、日本でも松に様々な精神性を託す文人画が描かれるようになります。中国の影響を色濃く受けた松が描かれる一方で、松に対する日本独自の信仰や物語に由来する造形も生み出され、発展していきます。
本展では、室町時代から江戸時代にかけてつくられた、さまざまな松の絵画と工芸品をご覧いただきます。
開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:水曜日