当財団では、多くの方々に美術品にふれていただく機会を提供し、美術品への関心を高めていただき、
より心豊かな社会生活を送っていただく事を目的として、美術館無料鑑賞体験【入館券助成】を実施しております。
今回の入館券助成対象の展覧会は下記の通りです。
展覧会名:【石内都展】 見える見えない、写真のゆくえ
展覧会場:西宮市大谷記念美術館
開催期間:2021年4月3日(土)〜7月25日(日)
開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:水曜日(5月5日は開館、5月6日(木)は休館)
<石内都展について>
群馬県桐生市で生まれた石内は、大学で染色を学んだ後、独学で写真を学び始めました。
型にはまらない独自の表現方法を身につけた石内は、1979年に自身が暮らしていた六畳一間の
アパートを撮った写真集「APARTMENT」で木村伊兵衛賞を受賞したことをきっかけに一気に
世間の注目を集めます。その後も活躍を続けた石内は、母親の遺品を撮影した「Mother’s」や
被爆者の遺品を撮影した「ひろしま」シリーズで国際的にも高い評価を受け、2014年に写真界の
ノーベル賞といわれるハッセルブラッド国際写真賞を、アジア人女性として初めて受賞しました。
本展では、初期作の「連夜の街」をはじめ、代表的な作品の「ひろしま」、フリーダ・カーロの
遺品を撮影した「Frida by Ishiuchi」「Frida Love and Pain」が展示されます。また、国内初公開の
「Moving Away」や、新作「The Drowned」の展示もあり、石内の新たな一面がご覧いただけます。
無料鑑賞体験を希望される場合は「大谷記念美術館」へご来館前に当財団へお越しください。
チケットとアンケートをお渡ししますので、鑑賞後にアンケートにご協力をお願いします。
<チケット配布詳細>
配布場所:大谷教育文化振興財団 1階(美術館向かいの建物)
配布期間:令和3年4月5日(月)~7月23日(金) 土日祝休み
配布時間:10:00~16:00
募集定員:20名(先着順)
お問合せ:0798-37-2103(公益財団法人 大谷教育文化振興財団)
※チケット配布枚数はお一人様1枚です。先着順とし募集定員に達した時点で終了いたします。
また、鑑賞券を事前にご希望の場合は、当財団へその旨をご記入の上、「84円切手」をご郵送ください。
折り返しチケット及びアンケートを郵送いたします。
〒662-0951
兵庫県西宮市川西町13-10 大谷教育文化振興財団 行